ご対応いただきありがとうございます
ど、どうしたんですか?
いえ、統計解析を学ぶのに対応あり・なしってのが必要らしいので
その対応とはちょっと違うんですが…
えっ?じゃあ対応してくれないんですか?
えっと、なんだかよくわからなくなってきたので、きちんと勉強していきましょう!
それはアリですね!
対応あり・対応なし?難しく考えなくても大丈夫。
さて、「対応あり・なし」なんて言葉、普段耳にしないので難しい感じがしますよね。
でも大丈夫です。とっても簡単なのでサクッと学んでいきましょう。
対応のないデータと対応のあるデータについて
対応のないデータとはなんでしょうか?簡単に言ってしまえば対応のないデータ=グループ間の比較です。
反対に、対応のあるデータ=グループ内の変化です。
これだけです。
もう少し難しい話をしますが、上のライン部分を覚えれば十分です。
対応のないデータはグループ間の比較です。自分の身長と他人の身長。自分と他人なので対になってませんよね?グループ間の比較というのは、自分たちと他人たちの比較になります。
一方、対応のあるデータは、データとデータが対になっていることを指します。去年の自分の身長と今年の自分の身長。自分同士で対になっていますよね?グループ内の変化というのは、自分たちの変化になります。変化なので、時間的な関係があります。
まぁ、あんまり難しく考えないほうがいいですね。次に例を出すのでイメージを深めてください。また、最後にある確認問題にチャレンジで、さらに理解を深めるといいでしょう!こんなもんは慣れです、慣れ。
対応のないデータと対応のあるデータのイメージを深めよう
上の例は、男グループと女グループの比較なのでグループ間比較なので対応はありません。下のねずみさんも注射をするグループと注射をしないグループなので対応はありません。
今度は対応のあるデータです。上の例では、小学校5年生の自分たちと中学校1年生の自分たちの変化の比較をしているので対応があります。また、下の例でも、最初は0%だったのが3時間後に40%と、40%変化していますね。こちらも同じラットのグループ内の変化を比較しているので対応のあるデータですね。
まとめ(時間のない人はココだけ)
対応のあり・なし。聞きなれない言葉ですが簡単でしたね!「あり」と「なし」がどっちがどっちだかごちゃごちゃにならないようにだけ注意してください。